安田 亨

定価: ¥ 1,155
販売価格: ¥ 1,155
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発売日: 2003-04
発売元: 講談社
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ウチの父が昔よく読んでいた「安田 亨」。当時は、こんなの何が面白いんだろうと思っていた。なかでも父が特に気に入っていたのが「入試数学 伝説の良問100―良い問題で良い解法を学ぶ (ブルーバックス)」というやつだったと記憶している。
今日、僕も試しに「入試数学 伝説の良問100―良い問題で良い解法を学ぶ (ブルーバックス)」を読んでみた。すると、父があれだけ「入試数学 伝説の良問100―良い問題で良い解法を学ぶ (ブルーバックス)」に夢中だったワケが少しだけわかったような気がする。
ここんとこ風が強い日が続いている。
来週末、寝台列車にでも乗って1人で小旅行に出かけようか。
僕はクローゼットの中のボストンバッグを引っ張り出した。
某Yゼミの講義にでるくらいなら
解答の前に前置きがあったり、解答も講義で聞くような文体になっていて、講義を聴くような楽しさがある。良問で構成されているので、キソ問とクソ問で構成されている某Yゼミナールの授業に出るくらいならこの本を読みましょう。ほかの方も書かれているように内容に偏りはありますが、考える楽しさがあります。これを読んで自分の勉強に応用すればいいと思います。
問題より、裏話がおもろい
ダイスウで電話当番をしていた時の話や、入試史上最大の難問の
正答例公表時のドタバタ話など、ホラーもコメディーも交えた入試
数学アンソロジー。
主購買層たる高校2、3年生、浪人生にとっては、整数、数列、図形、
集合と論証、あたりに読み応えを感じるのではないかな。結構難問ぞろい
で、解説が8割がた理解できればじゅうぶん、でしょうね。
嫌いだけれど我慢して打ち込んで、どうしても人並みに点を稼ぎたい、
そう願う受験生の大多数が大学進学後に教養の解析・線形代数の難解さ
に音をあげ、5月早々に数学から引退してしまうという現実。
そんな彼らにも、著者のロハスな雰囲気は良い思い出として残っていく
でしょうね。
「解法の突破口」と並び、読ませる入試解説書の双璧。ただ、なまもの
ですので新課程対応改訂は、やはり必要ですぜ。
何故ブルーバックスが?
本書は受験参考書としてはかなりの良書(特に文系)であると思います。
問題数も100と精選され、解説も単に解答を写したような死んだ解説では
なく、なぜこう解くのかが分かる生きた解説が多々見受けられます。
ただ確率や整数、式など文系数学の比重が大きく、問題も一癖ある
ものが多いので受験生の方は志望大学の傾向も鑑みて使いましょう。
また新書サイズなので持ち運びも楽で、手軽に読めるのも利点です。
然し、何故ブルーバックスが?
自然科学・数学の学問としての「心」を語るブルーバックスの本質は
この本では失われています。受験数学は数学とは違います。
数学の美しさを語るならば、数学を語って欲しい、と数学の研究職を
志している私は思います。筆記試験の限界もあって、受験数学は
解法技術に偏りすぎていて、数学の美しさ面白さはやや失われています。
しかもブルーバックスでは受験生はこの本に気付かないのでは?
折角の良書なのだから、受験参考書として出版すべきだと思います。
文句を付けましたが、参考書としてはとてもいい本だと思います。
値段も張らないので、特に文系受験生は買って損はありません。
