千野 栄一

定価: ¥ 735
販売価格: ¥ 735
人気ランキング: 8652位
おすすめ度:

発売日: 1986-01
発売元: 岩波書店
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
最近、風呂場ん中で読書をするというのにハマっている。
湿気で本がフニャフニャになるのだが、ま、あまり気にしないことにしている。
昨日から「外国語上達法 (岩波新書 黄版 329)」を読み始めた。正直、私は後悔している。
こんな良い本を風呂場とかで読むのは罰当たりだという気がしている。
外国語上達法 (岩波新書 黄版 329)の中にでてくる、ある言葉は私を幼少の時分へとタイムトリップさせてくれる。
誰の心の中にもある風景。「外国語上達法 (岩波新書 黄版 329)」の中にはそれがあるような気がする。とりあえず表紙がフニャフニャになってしまったので、もう一冊買うかも知れない。
外国語の上達法。
この本が英語ではなく外国語となっている点、
勉強法・学習法ではなく上達法となっている点。
これこそが本著の価値を表しているように思う。
つまり、ある特定の言語に限ったものではなく、
様々な外国語と付き合っていくために書かれているわけであり、
登場してくる外国語も英語やフランス語といったメジャーなものばかりではない。
だからこその説得力があるのだろう。
また、著者はこちら側に立ってくれる。
その上で、周りの言語に長けた人を登場させながら、
上達に不可欠な事柄を指し示してくれる。
結局、当たり前に言われていることが一番いいんだと気付かせてもらえるのは、
長い年月が経っても、この本がちっとも色褪せないなによりの証拠であるように思います。
多くの外国語を学ぼうと思っている人には読んでもらいたい。
雨の中、武蔵野茶房のテラスで読みきった。2時間で読み終えた。
ぐっと本の中に呑みこまれてしまった。言語学や教育学、
はたまた留学にいったりこれから行く人にもオススメだ。
ところで、雨の中、コーヒーに雨水が入っていたのだが、
そんなのどうでもいい。身体を壊さなければいいが。
(中の席が空きましたがー、といわれても、本に夢中だったからことわったのは自分だ。)
1986年初版。現在までたくさんの版が出ている。
言語学を専攻している先輩に、おすすめされた本である。
内容は、外国語を2つも3つも4つも習得している人が、
なぜ習得できているのかについて分析してみた感じだろうか。
3章にこう書かれている。『言語習得に必要なのはお金と時間。習得のためにはよい教科書、よい先生、よい辞書だ。』
そしてその後の章では、語彙・文法・学習書・教師・辞書・発音・科岩・レアリア(背景知識)と7章に分けて細かく記述され、とても面白い。
そして興味深く、役に立ちそうであった。
よい学習書とは何かという話も、学習書の章の中で話されていて、なるほどと思った。
塾で講師をしていたり、学校で教師をしている人で、どうも授業がうまく進まないなと悩んでいる人にも、いい本だと思う。
外国語を学ぶ人と外国語を学ばせる人、どちらにも深い洞察を与えてくれる本である。
極端な「英会話主義」はX
西洋人とみると英会話の練習台にしてくるわが国の輩はいまだ存在するという。
極端な「英会話主義」の弊害であろうか。英会話主義で教えられた英会話
は誰に対して発話することをイメージしているのであろうか。疑問である。
語彙と文法に加え、まとまった話をするには構成も必要である。
日本人が小学1年から漢字を必至に身につけるのと一緒で、単語は漢字に相当する。
文法と構成は作文をかきながらおぼえているようなものだ。
5000語ほどおぼえられれば、書いたものを難なく読めるし、会話も出来
手紙論文のたぐいも書ける(54頁)と筆者は説く。
また、千田氏は言語学者なので、一般的な事柄から専門的な事柄まで網羅されている。
いずれにせよ、第7章「教師」には「・・・先生の影響の大きさはわれわれ平凡な
人間にだけではなしに、現代の知性を代表するといわれている人びとにとっても
同じなのである。」とある(107頁)。
ここに教える立場の方が書かれたレビューもあるが、大いなるきっかけとなるという意味で、
誰に教わっても同じでは決してない。
永井道雄氏は中学時代の恩師の巧みな手ほどきに導かれたそうである。
(106頁)本書は、盛りだくさんで、英語(と、英語学習)に関する本として座右の書。
