永井 洋一

定価: ¥ 714
販売価格: ¥ 714
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発売日: 2004-06-11
発売元: NHK出版
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しっかし、なんでこうウチの会社の社長はバカなのかね~~(-_-メ)。
あーゆう人間に下で働いてるのかと思うと自分の人生に意味を見いだす気も起こらなくなるね。
ま、こーゆう時は、永井 洋一の本を読んで、心を落ち着けるに限るね。
今は「スポーツは「良い子」を育てるか (生活人新書)」というのを読んでるとこなんだけど、ちょうど今の自分と同じような境遇のヤツが出てきて、なんだかシンパシーを覚えるね。
スポーツは「良い子」を育てるか (生活人新書)・・・なんっつうタイトルなんで、最初は(個人的には)「あんま、パッとしないかな」とか思ってたんだけど、これ全然スゴイ!
もう、スイマセンでした!!!!って感じだね。スポーツは「良い子」を育てるか (生活人新書) サイコーっす。
疑似科学はスポーツではない
本書の主張自体には反対ではない。スポーツの原理原則はたしかに過当競争の実力主義でありその過程がエリート選手を生み出すのはわかるが、スポーツの多面性を考慮するとその一点のみに注目していてもスポーツの発展には繋がらない。更にはっきりいってしまえば大多数は競争から漏れた敗者であり実力主義に依拠しているだけではその人たちの癒しにならないのである。繰り返すが、本書の主張は正しい。
しかし、主張の正当性を示すために何故疑似科学が挙げられるのかが疑問に残る。例えばパタン化したプレーを繰り返せば前頭葉の働きが鈍る(クリエイティブなプレイができなくなる)とあるが、これは森昭雄の「ゲーム脳の恐怖」を真に受けている悪例である。ではイチローがバッターボックスに立つときの一連のパタン化された動作は一体どう説明がつくのか。
他にも問題に対する解決案がスポーツの本質と著しく乖離しており本書の評価を下げている。
それでも評価が普通なのは長年現場にいるだけあって現状認識が適切であることと、疑似科学を廃し、解決案をより具体化すれば良書になるという期待からである。
この問題はスポーツを享受する側も考えなければならない。
子供を歪ませている大人像が浮き彫りに。
子供たちの成長を願うことが、どんな形であるべきか。スポーツ指導の側面から、現在の日本のかなり深刻な状態を捕らえている良著だ。スポーツも過度な競争原理下に置かれ、そのあおりが子供たちに降りかかっている。受験の過熱と、その根が通ずるという指摘に大きく共感を覚えた。親が子供を駆り立てる今の風潮を、真剣に考え直していくことが重要であることを、次著「少年スポーツ、だめな指導者、バカな親」でさらに告発する筆者の考えに、うなづかされた。併せて読むことを薦めたい。国連「子供の権利委員会」から2度にわたって「過度な競争について国としての改善勧告」を受けているこの日本の現状を、明快に浮き彫りにしていると思う。TVをはじめ多くのマスコミが競争原理容認に傾く中、こうした出版物のあることを大切にしたい。大人の意識が変われば、目の下に熊を作り、無気力と疲れにあえぐこどもたちの顔に、輝きが戻るのではないか。それを示唆している本だ。
痛烈な少年少女スポーツへの批判とあるべき姿
子供を取り巻く大人達(監督、コーチ、両親など)が、どうのようにして少年少女スポーツの世界を歪めているのかが明確に示されています。ただ、批判における事例が「母親」の登場が多くて、世間の母達はちょっと不快感があるかも・・・子供達がスポーツをやる基本的な理由は、「楽しいから」「好きだから」「上手くなりたいから」であって、もともとは「試合に勝ちたいから」ではなかったはずで、そうした理由にすり替えてきたのは大人達である・・・痛烈な批判と共に、どうあるべきかの視点でも記述があるので、ドキドキしながら完了できる新書といった感覚です。ただし、実際に子供をスポーツを本格的にやらせている親にとっては、相当覚悟して読む必要があるかもしれません。もしかしたら、今、親としてやっていることが、全て否定される可能性もありますから。
