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教育と国家 (講談社現代新書)

教育と国家 (講談社現代新書)
高橋 哲哉
教育と国家 (講談社現代新書)
定価: ¥ 756
販売価格: ¥ 756
人気ランキング: 102025位
おすすめ度:
発売日: 2004-10-19
発売元: 講談社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
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昔は全然本とか読まない人だった私ですが、最近ようやく読書の楽しみがわかってきたような気がします。ジャンルは特に気にしないで色んな本を読んでますね。今読んでいるのは「教育と国家 (講談社現代新書)」。

本ってオモシロイですよね。「教育と国家 (講談社現代新書)」みたいに、特に今の自分と関係ないジャンルの本でも「へぇ~~」って新たな気付きが得られたりして^^!

そう言えば兄が、この「教育と国家 (講談社現代新書)」を読み終わったら貸して欲しいって言ってたけど、こーゆうの興味あるのか~~とチョット複雑な気分です。ま、いいけど・・・。

甘ったるい
これも去年の今頃読んだ。
「靖国問題」(ちくま新書)が売れに売れている高橋哲哉の本。
教育基本法がいかに改悪されようとしているか、戦前の軍国主義に回帰しようとしているからを優しい語り口ながら痛烈に批判している。
僕は右翼でも左翼でも今のところ無いが、「靖国問題」(ちくま新書)と続けてこの著者の作品を読んだが、どうも左より過ぎる感が否めない。
非常に理想主義的だし、甘ったるい。
哲学者が教育論に手を出すべきではない。

愛国心教育「批判」のウソを衝く!
筆者の論法はほぼすべて以下のような構造をしている。

1 保守派の意見を取り上げる
2 それが戦前・戦中にも存在していたことを示す
3 よって、それは危険なので(?)やめようという

でも、この論理は少し考えればおかしいとすぐにわかる。
この論理に従うと、例えば日本語は侵略の象徴だったから廃止されるべきとなる。
そもそも、この論理が、筆者の批判した「戦後教育悪玉論」の構造と瓜二つであることに筆者は気がつかなかったのだろうか。



あと、筆者は教育から強制をなくせば教育現場はよくなると考えているようだが、そうしたら待っているのは教師による独裁である。特に日教組の存在を完全に無視しているのは問題だろう。
あと、子供への強制をすべて禁ずると、いじめっ子の「なんとなくウザイからいじめる」という理由を否定できない。(愛は押し付けられないから!)

哲学者らしい多方面の考察
この本の長所
1、多岐にわたる論点について考察がなされているところ。
2、教育基本改正など、自由民主党や石原慎太郎氏に代表される保守派の政策がいかにデタラメかが示せているところ。
3、それでいて、教育基本法礼賛ではなく、問題点をきちんと考察しているところ。
この本の短所
保守的思想を信奉する人にはちょっとなじみにくいか。でも、思考訓練にいかがでしょう。
結論―長所星5つ。短所は星を減らすほどでもないので、星5つ。

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