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哲学の道場 (ちくま新書)

哲学の道場 (ちくま新書)
中島 義道
哲学の道場 (ちくま新書)
定価: ¥ 756
販売価格: ¥ 756
人気ランキング: 114631位
おすすめ度:
発売日: 1998-06
発売元: 筑摩書房
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
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好きなものは好きでいいじゃないか!といきなり結論出してしまうのですが‥
哲学の道場 (ちくま新書)って読みました?結構すごいでしょ。いや凄いって言い方がいいのか悪いのか、わかりませんが、哲学の道場 (ちくま新書)の評価って私の場合どうも、こうなんていうか言葉にならんのです。

なので、冒頭のような結論を先に吐いちゃうのです。

哲学の道場 (ちくま新書)って好き嫌いで論じていいのかどうかわかりませんが、まあ個人的意見ですから許してやってくだされ。

でも、私は面白いと思うけどなあ。

ごく私的な意見かもしれないけれど、ちょっとしたところに「お!」と思うような発見があったり、

「へえ」と思うような一文があったり、著者の中島 義道の力量が、そこここに現れています。

哲学の道場 (ちくま新書)はそんな部分もあったかと思うと、全体的に一本の筋もしっかり通っています。

そういう意味では、哲学の道場 (ちくま新書)はとてもバランスの取れた本なのじゃないかと思います。

だから、いい意味で失敗が無い本だと思ったりもします。こいつはオススメですよ。

哲学を、あきらめよう。
この本のおかげで哲学科への諦めがついた

私に出来るのは「そういう人もいるんだなあ」と認めること
マジョリティの声を押しつぶさないように努力すること
耳を傾けてみようとすること

あとがきを読んだら、どうやら私はうまくこの本を使えたのかな、と思う。

いわゆる教養書では無い
著者は哲学者である。それも病的なまでに、哲学に囚われている。
であるから、本書のタイトルを見て「哲学入門書か、ちょっとかじってみようかな」と軽い気持ちで中を開くと、冒頭から「あなたには哲学をする資格が無い」とお叱りを受けてしまう。
お叱りを受けて、呆気にとられながら何となく読み進めると、段々に哲学が実に難解な行為であること、その奥深さがわかってくる。そして解説書でわかった気になろうとしていた自分が恥ずかしくなる。

デカルトやカントやヘーゲルやニーチェやヴィトゲンシュタインやハイデガーがどんな思想を持っていたのかを掻い摘んで知りたい人は、本書を読んでも得たい知識は手に入らない。その手のわかりやすい解説本は他にたくさんある。
それよりも哲学と本気で「格闘」したい人、自分が生きている意味を哲学を通して真剣に考えたい人にとって、本書は有効な哲学「入門」書になるだろう。

哲学は、それ自体が目的
筆者は哲学をする人間に対し、「肉体の言語」を語ることを要求する。
カント、ニーチェ、ウィトゲンシュタイン、正真正銘の古典を読み解き、理解することは非常に重要である。しかし、その巨匠達の言葉を、自分の実感に照らして理解し、自分の血を流して思索することが同じくらい重要なのである。
「肉体の言語」を語ることをせず、安易な哲学史を語ることに終始するようでは、哲学の真髄に触れたとは言えない。
筆者は哲学の古典からの引用を用い、読者の哲学的センスの有無、つまり哲学的テーマに対し真剣な思索を遂行したことがあるか否かを問うている。
哲学的センスが欠如した人は哲学書を読んでも「字面はわかるのだが、なぜそんなことにこだわるのかが見えてこない」。
哲学的センスのある人は「難解な哲学書をはじめて読んでも比較的スッと頭に入る」「何がそこで問題になっているのかが痛いようによくわかる」のである。
「おわりに」は少々しんみりしてしまいます。哲学は何の役にも立たないし、自殺したくなるかもしれない、不幸になるかもしれない。
それでも哲学せずにいられないのが哲学者という人種なのでしょう。

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