八木 秀次

定価: ¥ 750
販売価格: ¥ 750
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発売日: 2002-05
発売元: 小学館
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最近、風呂場ん中で読書をするというのにハマっている。
湿気で本がフニャフニャになるのだが、ま、あまり気にしないことにしている。
昨日から「精撰尋常小学修身書―明治・大正・昭和…親子で読みたい (小学館文庫)」を読み始めた。正直、私は後悔している。
こんな良い本を風呂場とかで読むのは罰当たりだという気がしている。
精撰尋常小学修身書―明治・大正・昭和…親子で読みたい (小学館文庫)の中にでてくる、ある言葉は私を幼少の時分へとタイムトリップさせてくれる。
誰の心の中にもある風景。「精撰尋常小学修身書―明治・大正・昭和…親子で読みたい (小学館文庫)」の中にはそれがあるような気がする。とりあえず表紙がフニャフニャになってしまったので、もう一冊買うかも知れない。
道徳は誰が育てるものか
修身書が、人が人として生きていくために必要な心の在りようを説いた
もの・・・それは否定しない。
しかし戦前、そのような教育が行われていた折の社会の実情はどうだったか。
子どもたちから自ら考える力を奪い、押し着せられる徳目にひたすら従順で
あることのみを求めた、その社会が目指していたものとは。
子どもたちに「道徳的な」生き方をしてほしいなどという大人の
尊大さを子どもたちは見抜いているのだ。本音と建前という大人の
世界のかけひきを、洗いざらい子どもたちに見せてしまっている
ことが、子どもの荒れの原因なのだ。
それでも、子どもたちに道徳的に生きてほしいのなら、大人たちよ、
自らの襟を正せ。
子どもに示して恥ずかしくない生き方をしている大人が、どれだけ
いるだろうか。徳目という言葉で語るまえに、態度で示せ。
この本を与えてみたところで、子どもは変わらない。
断言できる。なぜなら、しょせんそれは、物語にすぎないから。
現実は大きく違うからだ。
背筋が伸び、しゃん、として凛、となる。
ライブドア社長逮捕の際、
グレーゾーンを行くその手法に対しての
世論の賛否をメディアが報じていました。
私も考えました。
これはどうなんだ?なんなんだ?
逮捕か否かの以前に、
この踏みにじられた感じは、どこからくるのだろうか…。
この著書を読み進めるうち、ああ!と、
膝をポンと、いや、バシンと、打つ思いでした。
読むうちに姿勢が自然と正されていくのは、
ここに日本の魂があるからだと思います。
こうやって先人は生きてきたのだ。
大事にしたいこの日本の魂を、
同じ日本人がムゲにすることなかろう!
道徳心は、こういう良書によって
養成されていくものだと確信しました。
道徳は不要か
34歳妻子持ちです。
私は、国政・地方選挙の全てに投票いたしません。
それは小学校5年生のときに道徳の教科書で、田中正造を習い、庶民のために彼がひたむきに行動する姿に心打たれたことがきっかけとなっています。長じてから後、現代日本に彼に近いあるいは彼を超える政治家がいないと知ったため、どんな立候補者も投票に値する人物には見えません。
道徳の教科書にあったこの他の題材については、塙保己一、平賀源内、二宮尊徳、新井白石の他は、小学校卒業後20数年を経た現在、残念ながら印象に残っているものはありません。
さて、この本を読むと、修身の教科書の題材の多くは、さまざまな徳目を実在した歴史上の人物の行動を通して描かれていると感じました。まさに前述の道徳の教科書の中で田中正造の生き様が私に感銘を与えたのと同じような形式で書かれているのです。
この国にこのような人が実在したと思うからこそ、それに倣って自分の身を律し、自国の歴史文化に誇りを持てるのではないでしょうか?
軍国主義を礼賛し、全体主義を推し進める上で大きな役割を演じたとされる修身ですが、とんでもない言いがかりではないかと感じます。
