最近、風呂場ん中で読書をするというのにハマっている。
湿気で本がフニャフニャになるのだが、ま、あまり気にしないことにしている。
昨日から「困難な現場を生き抜く教師の仕事術」を読み始めた。正直、私は後悔している。
こんな良い本を風呂場とかで読むのは罰当たりだという気がしている。
困難な現場を生き抜く教師の仕事術の中にでてくる、ある言葉は私を幼少の時分へとタイムトリップさせてくれる。
誰の心の中にもある風景。「困難な現場を生き抜く教師の仕事術」の中にはそれがあるような気がする。とりあえず表紙がフニャフニャになってしまったので、もう一冊買うかも知れない。
現場における教師の努力が感じられる
本書は、現場で教鞭をとる1人の教師が、学級運営に関して述べたものである。こう言うと、「よくあるマニュアル本か」、「一教師の個人的体験談か」といった声が聞こえてきそうである。しかし、内容は全く別である。野中氏は、自らの実践を通して、日々困難の中で見出したものをあぶり出し、そしてそれらを批判的に検討し、よりよい学級の在り方、よりよい子どもたちの学びの在り方を模索し、総括としている。
この作業は、一見容易なようで、非常に困難な作業だと思われる。と言うのは、「現場の困難さ」とよく言われるものは、現場の人にとって感じられるものと、我々読者が客観的に外側から見るのとでは、中身に大きな違いがあるからである。それに、困難は半ば常態化しているがために、発見するのも困難である。なので、解決も難しい。
この難問に、正面から立ち向かい、「学校」の意味、「教師」の意味、そして「教育」の意味にまで深い考察を加えているのが興味深い。
教員の為だけの書籍ではないと客観的に見られる書籍
本書を数回、主観・客観・第三者として多角的に拝読させて頂いた。タイトルは『困難な現場を生き抜く教師の仕事術』であるが、客観的・第三者として読み返すと現在、就学中・又はこれから就学という『子供を持つ親へのメッセージ』と取る事が出来る内容かと思う。著者の経験と知識、また直感とも言うべきものだろうか・・・彼には今後も一教師として子供達と直接的に接する教師であって欲しいと願う次第である。また、その経験を活かし、次作が出版される事も楽しみの一つである。教師を目指す者だけではなく、保護者へのメッセージとして『躾と教育の違い』を学ぶ教本とし、教職員のみならず保護者の方々にも拝読を願う。出来れば多くの方に。今後の健闘を楽しみにしている。
悩み苦しむ先生だけでなく若い先生にお勧め
教育現場では学級崩壊の数が増加しているにも関わらず。マスコミは報道に飽きたのかまるで沈静化したかのように沈黙している。
初任の先生の学級崩壊は毎年のように起こり、今やベテランも例外ではない。
著者の述べている3・7・30の法則は、このちょっとしたことを知ることにより学級経営が順調に進むと確信できる内容だ。ほかにも学級経営上のエッセンスが惜しみなく公開されている。子供との心の通じ合いの仕方もすごい。
はがきを子供に出すというアプローチの仕方も驚いた。こんな方法をを初めて読んだ。仕事を早く済ませるためのポイントや実際に使用しているノートの公開。明日から使えるものがちりばめられている。実践家のいぶし銀の技を公開している。次の著書を期待しくなる本である。

