レーモン クノー

定価: ¥ 3,568
販売価格: ¥ 3,568
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おすすめ度:

発売日: 1996-11
発売元: 朝日出版社
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先日文体練習という本に出会いました。文体練習はちょっと素敵な本だと思います。この本の内容は本の分野にとどまらずいろいろなところに結びついていくと思うからです。
この文体練習を読むと自分の中のいろいろなことがつながって、本の内容だけのものではなく、ほかの事も得られるようなお得感が味わえます。まぁあなたの何にこの本の内容がつながっていくかは私にわかりません。
でも文体練習を読むとあなたの頭の世界は必ず動き出しますよ。
文体練習は、も1ついうなら面白い本です。わかりやすくて面白いんで、文体練習は読んでいて楽しい本です。読むのが楽しいので頭に残ります。
読んでもすぐに忘れちゃうんなら時間がもったいないし、お金ももったいないですよね。だから文体練習はとってもお得な本だと思っています。
自分の役に立った本は愛着も持てます。本も大事にされますよね。文体練習は良いことばかりの本だと私は思っています。ご一読、おすすめの本です。
遊び心が好きな読書人へ
著者が、この本をものすごく楽しそうに書いたんだろうなという情景が、目に浮かぶような本。
これでもかというほど、技術とアイディアの塊である。
表現方法にこだわるレーモン・クノーの本領がいかんなく発揮されている。
著者にしても訳者にしても、全力で頭の悪いことをしてのけるこのユーモア。
バスの中でぐちを言う青年を、2時間後にもう一度見つける。
たったそれだけの数行のシーンが、どうしてこうもおもしろくなるのか。
読んでいて、驚くやら感心するやら、大笑いするやらで、他の本ではなかなか得がたい体験ができた。
ある程度本を読み込んでいる人間ほど、はまるかもしれない。
細かい説明は抜きにして、遊び心が好きな読書人、凝り性な読書人におすすめ。
これは凄い
文章の練習をしていると、文体がとても気なる。小難しく書く哲学科の大学教授本とか、まどろっこしく書く文学者本とか、端的な論理的説明をする論理学者本とか、梅棹忠夫のようにエッセイのように論文を書くものがいる。特に日本人は論理的に表現ができないという話を聞くとますます、気になるのが文体である。
この本は同じ内容の話を99の文体で表現する。これはまたフランスらしい発想である。日本人やドイツ人はこれはできないだろうと思う。日本人にはこのようなことが価値がなく見えるだろうし、ドイツ人では表現はもっと明確になっていなくてはならないと感じるのではなかろうか・・・。
自分は論理的精神でわかりやすく明確な表現の究極形体を求めていたようである。フランス的に文体が自由であるというのは発想からして、気持ち悪い感じがしていた。
これを読んでみてどうだっかか。5文体読んだだけで頭の中が激しく揺さぶられた。それは酔っ払いのような揺れでもあったが、新鮮な驚きでもあり、逆に頭がすっきりするところもあった。。
レビューを書くのも、本の内容によって文体を激しくを変えてみようかと思うようになった。
驚嘆の訳
クノーもすごいが、
訳す朝比奈さんも、
なんというか、無謀というか、すごい。
翻訳の概念の拡張ともいえる驚嘆の訳です。
自然言語の完全に透明な翻訳など絶対にあり得ない、コトがよく分かる本です。
装幀もかっこいい。
