林 壮一

定価: ¥ 777
販売価格: ¥ 777
人気ランキング: 1020位
おすすめ度:

発売日: 2008-01-17
発売元: 光文社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
おいおいおい、ちょっと頼むよ~~。。。
「アメリカ下層教育現場 (光文社新書)」みたいな本を100円コーナーに置いておくんじゃね~よ~。
・・・と、今回はいきなりブックオフの100円コーナーにキレてみました。
しかも、よくよく見れば、アメリカ下層教育現場 (光文社新書)の他にも、アメリカ下層教育現場 (光文社新書)の続編みたいなのとか、林 壮一関連の書籍が投げ売り状態に・・・!
・・・っったくアイツ等ふざけやがって~~。
だいたいにして「いらっしゃいませ、こんにちは~」ってゆう、心が微塵もこもってない、ただ言わされてるだけのセリフを聞いてるだけでサツイがこみ上げてくるぜ(-_-メ)
RUMBLE!
この本をただの「体験記」だと思ったら痛い目に遭うよ。
いや、実際にはそんなことないんだけど。
日本への警鐘? 大国アメリカの病巣?
確かに、そういったものもここには刻まれている。
でも、そういうことだけを知りたいのなら、ほかにも本はたくさんある。
これは「ライブ」だ。
いままでに多くの挑戦者を退けてきた、「絶望」という名の怪物に挑んだ男の闘争の。
教え子たちとの会話、彼ら・彼女らの残した答案といった
生々しい豊富な素材が、読む者を闘いの場へ引き込んでいく。
それで著者は勝ったのかって?
それはリングサイドで確かめてほしい。
チケットカウンターはあなたの街の本屋さんだ。
読ませる本。
著者の本職は米国プロボクシングを専門とするスポーツライターである。
半期だけ米国チャータースクール(最底辺の水準の生徒が通う高校として本書では紹介される)で非常勤講師を務めることになるが、彼の教育は自身の日本での「三流」教育で育ってきた背景に裏打ちされており、自身の低学歴ゆえに経験した「苦労」とそこから米国留学・フリーライターとして活動するという「セカンドチャンス」を掴んだ経験によって生徒を惹きつける教育者としての人格が立ち現れてくる。この人は教育者に(の方か?)向いてるんじゃないかと読んでいる方も著者の授業に引き込まれてしまう。
また、授業で引用されるライターとして取材から得たジョージ・フォアマン(元ヘビー級王者)の言葉は、著者が直接本人から聞いた話の中での言葉ゆえ、本人の温もりを感じさせる言葉として自然に響いてくることに読んでいてこちらも驚かされてしまった。安易な日本の教育への警鐘的事例で終わっていないところもよい読後感である。
