佐藤 淑子

定価: ¥ 714
販売価格: ¥ 714
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発売日: 2001-03
発売元: 中央公論新社
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イギリスのいい子日本のいい子―自己主張とがまんの教育学 (中公新書)はわかりやすい本ですよ。人それぞれ、わかりやすい基準は違うかもしれませんが、私はこういう本にはなかなかめぐり合えないと思います。
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私たちは専門になるわけではないのでイギリスのいい子日本のいい子―自己主張とがまんの教育学 (中公新書)のような本が合うのではないでしょうか?
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育児のために
著者はアメリカ、イギリス、オランダ、日本で少女時代を過ごしたという児童教育学者。
本書は、自己主張・自己抑制を中心に据え、日本、イギリス、アメリカの児童教育について分析したもの。著者によれば三国の児童教育の方針は、それぞれ「主張すべきときに自己抑制、抑制すべきときに自己抑制」、「主張すべきときに主張、抑制すべきときに抑制」、「主張すべきときに主張、抑制すべきときに主張」と分類できるという。そして、イギリス型が理想であると論じられる。
いくつもの調査結果、自身の体験を交えながらの論考であり、説得力もある。私はこの分野には疎いので、著者の意見・方針が日本の教育界でどのような位置づけにあるのかは分からない。しかし、幼稚園の経営者、幼児を抱えた母親には一読の価値があるのではないかと思う。
文化比較の研究を真面目に行っている方向けか?
基本的に論文を本にした感じで、論調がやや控えめ。論文ベースなので当たり前ではあるものの、読み物として期待した場合には、少し期待はずれの感も。
ただし、文化比較の研究に取り組んでおられる方や、その手のレポートに追われている方は絶好の参考書になりうる。研究テーマとしてはとてもおもしろいし、論も深い。
とても面白いが,子育てを直接指南してくれる本ではありません
主張すべきところでは主張し,抑制すべきところでは抑制する「主張・抑制」型が今後の日本の教育に重要で,自己主張と自己抑制は両立可能だとする論旨には大いに納得した.自己主張と自己抑制が両立可能で,実際に子供達の中でどのように両立しているかを実証的に示しているのも興味深い.
しかし,どうやって「主張・抑制」型に子供を育てるのか,という(おそらく一番重要な)点については議論が弱いと感じた.特に,「抑制・抑制」型として育てられた親が「主張・抑制」型に子供を育てる障壁はとても大きいのではないかと想像する.本書で紹介している各国の親が子供をいつ・どうやって叱るかをまとめた資料は有益.いつ・どうやって褒め,いつ・どうやって叱るかというポイントを理解し,実践するのに役立つように思う.
