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フィンランドに学ぶ教育と学力 (未来への学力と日本の教育)

フィンランドに学ぶ教育と学力 (未来への学力と日本の教育)
庄井 良信
フィンランドに学ぶ教育と学力 (未来への学力と日本の教育)
定価: ¥ 2,940
販売価格: ¥ 2,940
人気ランキング: 49480位
おすすめ度:
発売日: 2005-08
発売元: 明石書店
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
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フィンランドに学ぶ教育と学力 (未来への学力と日本の教育)(-_-)。
正直、最初はあんまし期待してなかった。
タイトルも「フィンランドに学ぶ教育と学力 (未来への学力と日本の教育)」なんて感じで、個人的にはイマイチ、ピンと来なかったし、装丁もショボイしで・・・。

でも、本って、やっぱ見た目じゃないんだよね。
フィンランドに学ぶ教育と学力 (未来への学力と日本の教育)を読んでると、ノウハウの影にドラマあり・・・ぃゃ、ドラマを追っていくと、ビックリノウハウ有り・・・って感じで圧倒されっぱなしっすわ。

[U()]の本は昔から好きだったけど、ここ数年は本をあまり読む暇なかったなぁ。これからは、なるべく時間を作って色々読んでみるつもりです。

様々な論者がフィンランドを語っている
各論者が自分の自論と経験に基づく視点でフィンランドを理解し、まとめています。
本書に掲載されている記事でフィンランドをしっかり語っているのは、
西島徹「見えてきた“学力世界1”の素顔」
ペトリ・ニエメラ「相手に勝るためはなく異国に見習うことは」
川崎一彦「福祉と経済を両立させる知業時代の教育システム」
山川亜古「多文化社会の言語的人権を保障する学校教育」
庄井良信「コラボレーションの発達援助学」
です。
ここまでで☆4つです。

あとは、フィンランドのいいところばかりを紹介し、現実世界を無視しているものが多いです。
それも教育改革を真剣に取り組もうということ以上に、
グローバル競争を否定したいというイデオロギーありきで語られているような気がします。
教育関係者だけでは日本の教育改革・教師改革はできないのだなと思いました。
意志・能力・行動を最も変えなければならないのは教育者自身です。

日本の教育も生き返る!
 本書はOECD国際学力調査において2回連続好成績をマークした、北欧の小国フィンランドの教育システムを紹介、分析した本です。
 本書は14人の著者がそれぞれの角度でフィンランドの学力と教育について論じています。ルポタージュ形式で読みやすいものもあれば、教育システムについて深部まで分析した読み応えのあるものもあります。しかし、共通しているのは、フィンランドは共同性を大切にしているということです。子供に競争を強いて劣等感を植えつけるのではなく、共同を大切にして安心感を育み、学びへの意欲を高めていくことが重視されています。
 そのほか、問題が起きたときにすばやく対応する行政、現場重視の行政改革、国の経済にとって教育が最大の資源であると位置づけている点など、日本との違いが際立ちます。特にフィンランドが90年代に、現在は首位をマークしている読解力の低下を経験していたことと、フィンランドの教育システムの根底には日本の教育基本法の第3条があることが、とても印象的でした。日本でも本腰を入れて対応すれば、教育の再建は決して不可能ではないと感じました。
 本書には方法論はあまり掲載されていないので学力アップの即効薬にはなりませんが、混迷を極めている日本の教育の行く末に一筋の光を投げかける本です。教育基本法の下に現場で奮闘している献身的な教師や教育関係者を、励ます内容だと思います。

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