戸塚 滝登

定価: ¥ 1,575
販売価格: ¥ 1,575
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発売日: 2005-12
発売元: 小学館
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水を飲むのが好きだ。
年々、一日あたりに水を飲む量が増えている。
戸塚 滝登の「コンピュータが連れてきた子どもたち―ネットの世界でいま何が起こっているのか」が好きだ。眠い目をこすりつつ明け方近くまで読んで、今日は思いッきり遅刻した。だが、水と「コンピュータが連れてきた子どもたち―ネットの世界でいま何が起こっているのか」は止められない。
遅刻したのに性懲りもなく、上司が見ていない隙を突いて水を飲み、「コンピュータが連れてきた子どもたち―ネットの世界でいま何が起こっているのか」のページをめくる。
きのこの山とタケノコの里も好きだ。どちらかというとタケノコの里の方が若干、好き度は上だ。
今日は家に帰ったら、思う存分、タケノコの里を食べ、「コンピュータが連れてきた子どもたち―ネットの世界でいま何が起こっているのか」を読みながら、水をガブ飲みしてやろうと思う。
はやく仕事終わらないかな~~・・・。
自分の子供が「一線を越えない」ために
2004年に佐世保市で、小学六年生の女児が同級生を殺害した事件等の問題意識から、「最後の一線を越えてしまう子と、踏みとどまる子とどう違うのか。」という難問に、日本のコンピュータ教育のパイオニアの一人でもある著者が正面から取り組んだ、すごい力作。
刺激的かつ、心に響く、また従来の教育に関する一般的な考えを打ち破る論点が次々と示されていく。
「日本では創造力を忘れさせる、あるいは創造性を消し去る訓練をするのが、教育」
「人間はネットワーク環境下ではとんでもなく感情移入をしやすい状態になる(ことが、既に60年代には発見されていたのに、何も手が打たれなかった)」
「学校と教育は、もともと別物」とか、「心は体のように、少しづつ発達するのではない(ある瞬間に爆発的に伸びる)」
「(先生だけではなく)道具が、子供達に学びを連れてくる」
とか、枚挙に暇が無い。これらの論点が、多様な事例(著者自身の事例や、海外での事例等)と合わせて、どんどん展開されていくのは、圧巻。また、名前は有名(でも、私は知らなかった)ガードナーの「MI理論(知能の多重性理論)」について、本書で簡単にまとめてあったのも大変良かった。
小学生以下の子供を持つ親は、自分の子供が「一線を越え」ないように、例え全ての論点に納得・賛成しなくても、一読の価値がある良書だと思うので、☆5つ。特に本の最後に結んである、「ITを与える保護者と先生のための3か条」は必見。
目からうろこです
教師をしています。コンピューターが子どもたちにもたらす影響が良い面、悪い面ともに書かれており、単なる精神論ではなく、子どもたちの成長過程、発達段階に関する科学的な根拠もたくさん出ているので、読んでいて納得する部分が多かったです。様々な分野、視点からインターネットになぜ子どもが熱中してしまい、また問題を引き起こすのか、どうやってネットと付き合っていくべきか、利用すべきか。表面だけの話ではなく本書によって深く考える機会を与えられました。
真のIT教育だが、まるで宗教教育のような深さ
佐世保事件については私も同じ考えです。その後、小西行郎さん(小児科医)など専門家が本気で取り組んで下さるようになったので、関心は依然として持っています。
11年後の正11角形の話は私も事あるごとに学生などに使わせていただいています。Logoを走らせながらPCの前で子供が”祈らざるを得ない教育”は、私の知る限り戸塚さんのロゴ教育しかありません。祈らざるを得ない状況と、それがかなった体験だから、一生忘れないのだと思います。
