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大学院のすすめ―進学を希望する人のための研究生活マニュアル

大学院のすすめ―進学を希望する人のための研究生活マニュアル
大槻 義彦
大学院のすすめ―進学を希望する人のための研究生活マニュアル
定価: ¥ 1,575
販売価格: ¥ 1,575
人気ランキング: 31310位
おすすめ度:
発売日: 2004-02-13
発売元: 東洋経済新報社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
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たまには実家に帰って両親に顔を見せてやろうかと思う。しかし、田舎というのは超退屈なのだ。本の2~3冊は持ってかないと間が持たない。今回の帰省では「大学院のすすめ―進学を希望する人のための研究生活マニュアル」を旅の友とすることにした。

JR上野駅から宇都宮線に乗る。幸い、上野発の列車なので席は座り放題だ。さっそく「大学院のすすめ―進学を希望する人のための研究生活マニュアル」を取り出し、本の中に没入するが、馬鹿な子供が私の周囲で嬌声をあげている。いや、嬌声などという生やさしいものではない。

ここは動物園か?と言いたくなるほどの野放しぶりだ。親が見ていない隙に「大学院のすすめ―進学を希望する人のための研究生活マニュアル」の表紙の角で奴らの眉間を思いっきりヒットしてやった。

大学院の解説書
大槻教授の予想ですと
「今後の日本は大学院を卒業した専門家を必要とする社会になる」
とのことです。その理由は本書で丁寧に述べられています。
大学院のシステムをわかりやすく解説したのが本書です。
多くの論文を発表し、長年の教育暦を持つ大槻教授が
大学院の裏から表までを徹底的に解説しています。
これから大学院に通う方から現在、大学院生の方も必読です。
博士課程や論文について、研究者としての就職についてなど
知りたい情報が満載です。
主に理系の話が中心なので文系の方は「あれ、なんか違うな」
と思うこともありますが、文系と理系に共通していることが
多数盛り込まれているので参考になります。

大学院へ進むべきか。。。
 日本では、大学院というと未だあまり評価されていないのが現状だといえる。特に文系の場合、研究職を目指すのでない限り大学院まで行くメリットはほとんどない。とくに就職率が高まるわけでもない。大槻教授は、理系の出身だから大学院の魅力を理系の立場から主に紹介しているが、今後、修士号を取得することが社会で大きく評価される時が来るという。法科大学院、MBA(経営学修士)や臨床心理士の資格を取るために大学院に行く人が増えているが、まだまだ大学院に行くことの評価は、欧米と比べて低い。この本では、大学院での研究生活の内容を具体的に示してくれているし、大いに魅力的に見えるが、文系で普通に就職を考えるならば、修士号を取得することがメリットになることが保障されない限り、大学院進学を選ぶ必要性はないのではないか。。。これから先、文系の修士号の社会的評価が高まることを期待したい。
 

大学院のすすめをすすめる。
大槻教授のファンではないですけど、大学教授自ら敷居を下げて研究の世界、
いわば部外者からすればブラックボックスな世界を入院からその後の可能性まで段階別、
理系文系別に分かり易く案内していることに評価したい。
一般に先生と呼ばれる人たちは自分たちの世界をブラックボックスにしておきたい、というような印象がありましたから、それを覗き見するような気分でも楽しく読ませていただきました。
前置きはさておき、肝心の内容ですが、
いま学部生や社会人で将来の自分の道に漠然と疑問を持っている人や、
すでに学院から研究職を目指す決心をしている人には、
院生になってからの生活の概要とお金の状況(これは大事です。)を具体例に沿って、
とても参考になる書き方をされています。
私自身、大学用暗記受験勉強法ではなく、現実に即した勉強法と学問を結果(成果、お金)
に結びつける習得をしたいと決心していますので、そういう方向で検討されている人には
間違える選択の可能性を少しでも軽減する、という意味でぜひお勧めしたいと思います。
ページ数にすればこの値段は少々高めですけれど、
教授自ら敷居を広げたということと質の点でコストパフォーマンスは上々でしょう。
あと、たけしの番組(UFOもの)に出ていた時の裏エピソードと思われる部分もあって楽しかったです。
以上

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