三田 誠広

定価: ¥ 714
販売価格: ¥ 714
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おすすめ度:

発売日: 2006-07-14
発売元: 新潮社
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好きなものは好きでいいじゃないか!といきなり結論出してしまうのですが‥
父親が教えるツルカメ算 (新潮新書)って読みました?結構すごいでしょ。いや凄いって言い方がいいのか悪いのか、わかりませんが、父親が教えるツルカメ算 (新潮新書)の評価って私の場合どうも、こうなんていうか言葉にならんのです。
なので、冒頭のような結論を先に吐いちゃうのです。
父親が教えるツルカメ算 (新潮新書)って好き嫌いで論じていいのかどうかわかりませんが、まあ個人的意見ですから許してやってくだされ。
でも、私は面白いと思うけどなあ。
ごく私的な意見かもしれないけれど、ちょっとしたところに「お!」と思うような発見があったり、
「へえ」と思うような一文があったり、著者の三田 誠広の力量が、そこここに現れています。
父親が教えるツルカメ算 (新潮新書)はそんな部分もあったかと思うと、全体的に一本の筋もしっかり通っています。
そういう意味では、父親が教えるツルカメ算 (新潮新書)はとてもバランスの取れた本なのじゃないかと思います。
だから、いい意味で失敗が無い本だと思ったりもします。こいつはオススメですよ。
父親の復権
算数の手引書かと思ったら、中身は教育論でした。実際に二人のお子さんを育てた経験から書かれた「父親がもっと子供の教育に関与すべし」と叱咤激励している。ツルカメ算を子供がきちんと理解することが、その後の数学の理解につなかり、論理的考察の最初の1歩であると論じている。とは言うものの、もっと子供に父親が接する方法のひとつとしてのツルカメ算を丁寧に教えてもらいやっとツルカメ算の真意を理解した。
お母さんも挑戦したい
タイトルは「父親が?」となっていますが、母親にも役立つ内容だと思いました。理数系の基礎というのは、「苦手意識」があるかないかで興味関心が大幅に狭まってしまうもの。子供には不用意な苦手意識を持ってほしくないと思ってきましたが、問題は親の意識でした。この本を読んで「算数って結構面白かったんじゃないの」と感じることができたので、子供にもそれを伝えることができそうです。もっと早く算数が好きになれていたら、きっといろんなことが違っていたでしょう(笑)。
算数・数学の文章題では、式の建て方が大切。
私は弱視のため、盲学校で教育を受けた。そのため、計算問題や文章題は教えてもらったが、図形の学習はなかった。1960年前後に、NHK教育テレビで、「数のふしぎ」という番組を見て、幾何のおもしろさを知り、それに気づいた父が、図形の証明問題のテキストを買ってきて一所懸命教えてくれ、そのおかげで中学生に数学の個人教師をしているから、人一倍、教育に置ける父親パワーを認識しており、こうした本はもっとあってもいいと思っている。
しかし、読者のターゲットがやや不鮮明である。父親が算数の基本から子どもに教えてやるための本なのか、私立中受験のための参考書なのか、中途半端である。
まず、表題の「鶴亀算」の解き方だが、全部ツルまたは全部カメとして考えるところまではいいが、式の建て方が書かれていない。答えはどうせ一桁だから、当てずっぽうに要領よくやれば解けるのだが、やはりそれではいけない。教師によっては、答えが合っていても式がないと、×にしてしまう。たとえばツルカメ併せて5匹、足が14本なら、(14?2×5)÷2がカメと書いておいてほしい。
小学校高学年から中学瀬尾の子供を持つ父親と言えば、40代の人が多いと思うが、何割の父親がこれを理解できるのだろうか。特にひねった問題や、図形関連は、学校を出れば数学とおさらばする人が多い現在、これが解ける父親は数%ではないだろうか。。今や大学に入った子が分数の計算もできないというのだからなおさらである。
新書版なので、「基本」に徹した方が良かったのではないだろうか。
