西林 克彦

定価: ¥ 735
販売価格: ¥ 735
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おすすめ度:

発売日: 2005-09-20
発売元: 光文社
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最近、風呂場ん中で読書をするというのにハマっている。
湿気で本がフニャフニャになるのだが、ま、あまり気にしないことにしている。
昨日から「わかったつもり 読解力がつかない本当の原因 (光文社新書)」を読み始めた。正直、私は後悔している。
こんな良い本を風呂場とかで読むのは罰当たりだという気がしている。
わかったつもり 読解力がつかない本当の原因 (光文社新書)の中にでてくる、ある言葉は私を幼少の時分へとタイムトリップさせてくれる。
誰の心の中にもある風景。「わかったつもり 読解力がつかない本当の原因 (光文社新書)」の中にはそれがあるような気がする。とりあえず表紙がフニャフニャになってしまったので、もう一冊買うかも知れない。
書籍はたくさん読んでいるが、要約が上手くいかない人におすすめ
『わかったつもり』=文章を読んで意味は分かるが、人に上手く説明出来ない状態のこと
『わかったつもり』は
・どんなときに発生するか
・どんな種類があるか
・どうやって壊していくか
を例文を使って丁寧に説明しており、わかりやすい。
書籍はたくさん読んでいるが、要約が上手くいかない人におすすめ
抜粋
・文章を一読後は、
『わかったつもり』の状態にある事を明確に意識する
・自分なりにまとめを行い、
まとめがあまりに簡単な場合は
『わかったつもり』になっている可能性が高い
主張は分かるが・・・・
本書を読むと、誤読してしまったというより、誤読させられたという感じがする。そもそも、筆者は、文章を読む時、自分の持つ情報で本文の示す内容を補いつつ、読解していくのだが、そのことが時として過剰な読み、つまり誤読を招く、と主張する。しかし、本書の例文は、短文(もしくは前後が省略された文章の抜粋)で、情報量が極端に少ない文のため、読む側は、これでは読解はできないなあと思いつつも無理やり読解することになる。にもかかわらず、それ誤読しただろう、と筆者は指摘する。逆に、情報量が多い長文の例文の場合は、読者はその文章を速読することになり、そのくせ、筆者が問う内容は本文の細かい部分である。こうしてみると、何だか、原因と結果がすり替えられている感じがしなくもない。しかし、小学生等の初歩的な誤読はどうして起こりやすいか、という観点から筆者が書いたとするなら、その主張はよく分かる。
誤読する本当の理由
これから大学受験をする身としては、非常に衝撃を受けました。
雑に読むと、いかに自分が「わかったつもり」の誤読をしてしまうか、本当に恐ろしい。
例として出てくるのが、小学校の教科書。
ふざけているだろ、と思うが、意外と読めていないこともある。(ただ、1?2年の文章については文章自体が悪文である雰囲気は否めない)
逆に、つっこんで読むと、いろいろと深い知識が引き出せるのだな、とも思わされた。
「わかったつもり」が怖いのは、なんとなく「わかった」気でいるため、それ以上読みを深めようとしなくなってしまうことだ。
特にそれが誤読であるとひどいことになる。
巻末のチェックリストまで、いろいろと使える便利な本だ。受験でも使えるかな?まあオススメ。
