藤原 和博

定価: ¥ 1,470
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発売日: 2004-09-17
発売元: 朝日新聞社
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ウチの父が昔よく読んでいた「藤原 和博」。当時は、こんなの何が面白いんだろうと思っていた。なかでも父が特に気に入っていたのが「公立校の逆襲 いい学校を作る!」というやつだったと記憶している。
今日、僕も試しに「公立校の逆襲 いい学校を作る!」を読んでみた。すると、父があれだけ「公立校の逆襲 いい学校を作る!」に夢中だったワケが少しだけわかったような気がする。
ここんとこ風が強い日が続いている。
来週末、寝台列車にでも乗って1人で小旅行に出かけようか。
僕はクローゼットの中のボストンバッグを引っ張り出した。
まさにPTAのバイブル
教育は、学校と保護者と地域住民でつくりあげるもの。しかし、家庭で子どもに3時間も4時間もテレビを見るのを許している家庭の子には、学校は責任を持てないと言う。まさにその通りではあるまいか?
例えば睡眠不足の子にどのように勉強を教えても上の空のように、家庭で基本的な生活習慣を身につけてもらわないと、教える方も困る。もちろん、教える方も教えるということについては責任を負わなければいけない。
本書は決して悪い者探しや責任のなすりあいにはならず、どうしたら学校、家庭、地域が連携して教育に携われるかを具体的に語りかける一冊だろう。
夢ある学校に期待
読後の感想です。
1.学校という組織がどうやって運営されているか、知識として参考になった。
2.ウン十年前に戻って、生徒として和田中に通ってみたくなった。
3.自分の子供が和田中に通っていたら、学校活動に参加したくなった。
4.改めて、教育というのは夢のある偉大なことだと感じた。
子を持つ親、必読です。
教育改革をめぐる不毛な哲学論争を一挙に超越
とにかく素晴らしい。今までの不毛な教育改革議論を吹き飛ばす名著。鳴り物入りの民間企業出身校長として余りにも注目を集めた著者が、世間の期待・やっかみをはるかに超えた。まさに、著者は実際の中学校での千日(準備期間含め)の着実な実践のなかから公立校復活の処方箋を確信をもって掴みとった。従来の右派にも左派にも分類しようのない著者だからこそ、予断なく現場だけを見つめ、そこに芽生えた知恵を丹念に拾い上げ、実践論・方法論にまで高めることができたに違いない。昨今、これほどまでに雄弁で説得力ある改革本はお目にかかったことがない。20世紀の教育評論家は、著者に全く歯がたたないだろう。教育を語りたい方なら、とにかく、まず読むべし。
