小野田 正利

定価: ¥ 1,470
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発売日: 2006-12
発売元: 旬報社
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悲鳴をあげる学校―親の“イチャモン”から“結びあい”へを読んでみた。う~むと納得しきりである。
なんといっても、著者小野田 正利の意欲が読み取れるから、ついつい読んでいってしまう。
ぐいぐい悲鳴をあげる学校―親の“イチャモン”から“結びあい”へに引っ張られているという感じか?悲鳴をあげる学校―親の“イチャモン”から“結びあい”へに類する本は、あんまり多く読んだことがないから比較はできないけれど、これらに類する本の中ではかなり高評価を得るんじゃなだろうか?
やっぱり著者が意欲を持って書くと、いいものが出来上がる。
悲鳴をあげる学校―親の“イチャモン”から“結びあい”へは評価が分かれるんじゃないだろうか?読後にそんなことを思った。著者の小野田 正利はそんなことはちっとも気にしていないんじゃないかと思うけれど。
悲鳴をあげる学校―親の“イチャモン”から“結びあい”へを読んだ友人にも聞いた見たのだが、一人は「いい」と言ったが、別なひとりは「そうかな?」と首をかしげた。
試しにまた別な友人にも悲鳴をあげる学校―親の“イチャモン”から“結びあい”へを貸してみようと思う。
さて、どんな評価が下されるか?あまり、褒められた事ではないけれど、本には読書以外の愉しみ方があるのだ。
真の協力関係の構築
世間の学校への風当たりは強い。
そして最近は勝手を通そうとする非常識な保護者への反発も強い。
何が悪いのか?どうすればよいのか?
しかし、学校にしろ、保護者にしろどちらかを悪者にする風潮が強くないか?
お互いに相手のことを悪し様に思えば問題は悪化の一途である。
この本の主題の”イチャモン”は一見、きつい言葉である。
無理難題を押し通そうとする非常識・自己中心の保護者という印象が強い。
だが、著者が言いたいのは学校が悪いのでもなく、保護者が悪いのでもない。
相互の理解不足が根本であるということである。
なぜ、”イチャモン”を言ってくるのか?”イチャモン”の背景には何かがあるのではないか?その背景を読み解くことが学校と保護者のよりよい連携につながっていくのではないかというのがこの本で最も言いたいことであろう。
”イチャモン”を言う親は自分の意見を聞いてもらいたい、学校ならば懇切丁寧に聞いてくれるし、対応もしてくれるという話はよくわかる。
この本では触れられていないが、一番怖いのは何も言わなずに退場していく保護者である。
何が不満かもわからなければ、対策の立てようもない。
”イチャモン”をわざわざ言ってくる保護者というのは学校と関係を持とうとしているだけまだ希望があるのかもしれない。
どちらかの味方ではなく
昨今、「こんなバカ親がいる!」と面白おかしくマスコミが取り上げている風潮は
いかがなものかと感じていますが、本書はそういう薄っぺらい内容ではありません。
親、学校、どちらの実情もよく研究されてあり、「どうしてそういう文句が出るのか」
「どうしてそういう対応をするのか」といった原因について
冷静かつ客観的に考察してあります(とてもよくまとまっていて読みやすいです)。
その上で、どうしたら「親と学校」が理解し合い、子どもたちのために協力し
合えるか持論を展開しています。
親も先生も是非読んでほしい一冊です。
「学校」は、丸腰のままでいいか?
学校は今、イチャモンを受け付けてくれるであろう格好の標的になっているのですね。
確かに、独身の友人が住むところをを探す時、近くに学校があるとウルサイからやだ、と言ってましたね。
モンスターペアレントが昨今は話題ですが、
親以外に近隣の住民からイチャモンがたくさん寄せられている
ということを初めて知りました。
確かに、こんなイチャモンが押し寄せてくるなか、
授業に部活にいじめの対応では、先生はクタクタですね。
イチャモンを一括処理するような機関を増やしてほしいと節に願います。
