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これから論文を書く若者のために 大改訂増補版

これから論文を書く若者のために 大改訂増補版
酒井 聡樹
これから論文を書く若者のために 大改訂増補版
定価: ¥ 2,730
販売価格: ¥ 2,730
人気ランキング: 8903位
おすすめ度:
発売日: 2006-04
発売元: 共立出版
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
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最近、風呂場ん中で読書をするというのにハマっている。
湿気で本がフニャフニャになるのだが、ま、あまり気にしないことにしている。

昨日から「これから論文を書く若者のために 大改訂増補版」を読み始めた。正直、私は後悔している。
こんな良い本を風呂場とかで読むのは罰当たりだという気がしている。

これから論文を書く若者のために 大改訂増補版の中にでてくる、ある言葉は私を幼少の時分へとタイムトリップさせてくれる。

誰の心の中にもある風景。「これから論文を書く若者のために 大改訂増補版」の中にはそれがあるような気がする。とりあえず表紙がフニャフニャになってしまったので、もう一冊買うかも知れない。

駆け出しの研究者にお勧め!
研究者というのは研究室で実験をするのが仕事、なんて
思って疑問ももたない大学院生時代というのは
誰しも経験があることでしょうが、
そういう状態の人、あるいは
論文執筆を経験してそこから少し抜け出した人に
ぴったりの本です。

研究という仕事、論文執筆という仕事は
いったいどんなものなのか、
軽妙な語り口ですが
見事なガイドブックになっています。
技術的な要素が盛りだくさんですが
本質的には「仕事論」とでもいうような本です。
研究者ってこういうことをしてるんだ、ということが
よく分かります。

イントロダクションの書き方のところなどは
他に類を見ないほど
例示や方法が具体的で
感銘を受けました。
さっそく応用してみたくなります。

実践的
管見の限り、「論文の書き方」の本の中では、最も実践的なものだと思う。論文の構成など基礎的な論文の知識はもちろん学べるが、本書の特徴は、論文を公刊させるためにはどうすればいいのかを詳しく書いていることである。論文の審査やリジェクトはどういう経緯でなされるのか、またどう対処すればよいのかなど、論文を書いているだけではわからない知識を多く得られる本であるだろう。

若手研究者のお経
本書が特徴的なのは、手続きではなく、心構えまで書いているということだ。
論文がリジェクト(却下)されたとき、あきらめるなと著者は言う。あきらめて別の研究に取り掛かっても、そういう研究者は結局一本の論文もアクセプト(受理)させることはできないのだと。また、精力的に論文を載せている人ほど、大量のリジェクトを経験しているという。
外部の人間には、査読(ピア・レビュー)の内幕というのは、なかなかうかがい知ることができないから、研究者にとってもそうなのだが、それ以外の人にとってもなかなか興味深い本ではないだろうか。特に昨今、研究の捏造ということがスキャンダルになっているので、研究者とはこんなにも苦しい商売なのだとわかって欲しい。
ひとつ訂正したいのは、「孫引き」という言葉の意味を、論文集めの際に、ある論文の参考文献リストに挙がっている論文を入手して、またその文献の参考文献を…と芋づる式に論文を集めることだとしているが、正しくは、別の論文で引用しているものを原典に当たらずにそのまま引用すること、つまり引用のそのまた引用を「孫引き」というはずである。
もうひとつ欲を言えば、本書で述べられているのは、大量の論文が生産され、論文誌の格付けもシビアな自然科学系の世界のことだ。「五号館のつぶやき」の著者の方も自然科学系で、シビアな世界だがスキームは割合わかりやすい。反面ユニークな研究をどうすれば出せるかを苦悩している人文・社会科学系の世界のことも知りたいと思った。

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